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◆ トランプ氏の 「shithole」 発言 世界のメディアはどう訳したのか [◇ フランクフルト学派]

トランプ米大統領禁句使い
中米やアフリカの移民罵倒=報道

2018.01.12
(www.bbc.com/japanese/42658559 )

US President Donald Trump


米メディアは11日、
ドナルド・トランプ米大統領が米国への移民の一部出身国について、
公の場での使用がはばかられるような汚い言葉を使って語ったと報じた。


米紙ワシントン・ポストによると、トランプ大統領は
ハイチやエルサルバドル、アフリカ諸国からの移民について、
「肥溜めみたいな国からなんであんなにやってくるんだ」
と発言したという
(訳注:「肥溜め」の原文は「shithole」で、直訳すれば「くその穴」。
英語圏では公の場での使用はマナー違反とされる)。


米メディア各社も同紙と同様の内容を報道。

ホワイトハウスは報道を否定せず、ラジ・シャー報道官は文書で、
ワシントンにいる一部の政治家たちは外国のために戦うが
トランプ大統領はいつも米国民のために戦う」と述べた。


同報道官はさらに、
能力に基づく移民制度がある他国と同じように
トランプ大統領は
我々の社会に貢献し、
経済を成長させ
我々の偉大な国家に同化できるような人々
歓迎することで、
我々の国をより強くする恒久的な解決策のために闘っている」
とし、
「勤勉な米国人の生活を脅かし、
合衆国でのより良い生活を求めて
合法的にやってくる移民たちが損をするような、
一時的で弱く危険な当座しのぎの方策
彼(トランプ氏)は絶対拒否する」と述べた。


報道によると、トランプ氏の発言は、
共和・民主両党の議員たちが
超党派の移民政策を提案するために
ホワイトハウスを訪れた際に出た。

民主党のリチャード・ダービン上院議員(イリノイ州選出)が
自然災害戦争伝染病の流行直面する国の市民
一時的な居住資格を与える制度について
説明している際だったという。


ワシントン・ポストによると、トランプ氏は議員らに対し、
ノルウェーのような国から移民を受け入れるべきではないのか
と語ったという。

10日には、ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相が
ホワイトハウスを訪問している。


共和党のリンジー・グレアム上院議員(サウスカロライナ州選出)も
ホワイトハウスでの会合に出席していたが、
トランプ氏の失言についてはコメントを避けた。


ニューヨーク・タイムズ紙は先月24日、
昨年6月に大統領執務室で行われた移民に関するミーティングでは、
トランプ氏が
ハイチ人は「みんなエイズに感染している」と発言したと報じている。


トランプ氏の今回の発言が報道されると、
反発の声がすぐに上がった。


民主党の黒人議員、
イライジャ・カミングス下院議員(メリーランド州選出)は
ツイッターで、
「許しがたい発言と大統領職の品位を落とす行為を強く非難する」
と述べた。


同じ民主党の黒人議員、
セドリック・リッチモンド下院議員(ルイジアナ州選出)は、
トランプ氏の発言は
「米国を再び偉大にするという意図は実際のところ、
米国を再び白人の国にするという意図だというのを示す
新たな証拠だ」と指摘した。


米議会で唯一のハイチ系米国人議員、
共和党のミア・ラブ下院議員(ユタ州選出)は、
「不寛容で、対立的、エリート主義的」な発言を
トランプ氏が謝罪するよう要求した。


全米黒人地位向上協会(NAACP)は、
トランプ氏が
「人種差別と排外主義の異次元にさらに深く」沈み込んでいる
と非難した。

しかしホワイトハウスは批判をものともしない姿勢を示した


米CNNテレビによると、ある政権高官は、
「中央政治の場では激しい反発を招くだろうが、
彼(トランプ氏)の支持基盤には共感されるだろうと
政権関係者は予想している。
国歌斉唱の際にひざをつくNFL(米プロフットボールリーグ)選手たちを
攻撃した際に、支持基盤の離反が起きなかったように」
と語ったという。


ワシントンのエルサルバドル大使館は
トランプ氏発言へのコメントを控えるとした。


11日の会合では、議員たちは
一時的な在留資格TPS
一部の国の市民に与える制度を打ち切らない代わりに、
メキシコ国境の壁の建設費として
15億ドル(約1670億円)の予算配分を提案したという。


トランプ政権は今週8日、
20万人以上の
エルサルバドル出身者が対象となっているTPS

打ち切りを発表。

このため過去30年近く米国内に居住してきた対象者
来年9月までに米国から出国するか
正式な居住資格を申請しないと
強制退去させられる可能性がある


1991年に中央アメリカを襲った地震で
被災した人々がTPSの対象となっていた。

今回の措置によって
数十万人の移民が
米国から強制退去を命じられる可能性がある。


しかし、国務省は8日、
当時の地震で損壊したインフラは
ほぼ再建されていると述べた。

ハイチ人やニカラグア人を対象とするTPS滞在許可は
すでに打ち切られている。




トランプ氏肥だめ国発言に
独特の不快感ハイチ

2018.01.13
(www.afpbb.com/articles/-/3158381 )

ハイチ 
ハイチの首都ポルトープランスの通りでサッカーをする子どもたち
2017年12月25日撮影)。(c)AFP PHOTO / HECTOR RETAMAL



ドナルド・トランプ米大統領が「肥だめ」国家と呼んだとされる
国々の中に含まれているハイチの人々は、
同国が世界初の黒人共和国として独立したことにまつわる
人種差別意識の表れと受け止める人もいるなど、
この発言に対して独特の不快感を示している。


トランプ米大統領は11日、移民改革をめぐる議員らとの会合で
ハイチ、エルサルバドルとアフリカ諸国を「肥だめ国」と呼んだとされる。

翌12日は2010年に
ハイチで死者20万人以上を出した大地震が起きた日に当たることから、
特にハイチではトランプ大統領の発言に感情を害した人が多かった。


追悼式典でジョブネル・モイーズ大統領は
トランプ氏の卑俗な発言に直接言及することはしなかったが、
「ハイチはこの地球上の他の国々と変わらない」と述べ、
列席者から拍手を浴びた。


ハイチは1804年、世界初の黒人共和国として独立を果たしたが、
奴隷制度を容認していた国々の多くはこれを承認せず、
黒人指導者らともなかなか正式な外交関係を結ぼうとしなかった。

フランスは、
最も豊かな植民地だったハイチの独立を1826年まで認めず、
ハイチが独立の際にフランス側に支払った
現在170億ユーロ(約2兆3000億円)以上となっている賠償金の
返還要求を無視している。


ハイチで1803年に奴隷の反乱が起きる原動力となったブードゥー教の
聖職者でアーティストのエロル・ジョズエ氏は、
トランプ氏の発言には「衝撃を受けたが、驚きはしなかった」とコメント。

「全てのハイチ人にとって、
他国の人たちが私たちをどう見ているか
理解する良いきっかけになった」
として、
「トランプ氏はあえて言葉に出すが、
世界中の非常に多くの人が
ずっと思ってきたことでもある」と述べた。

(c)AFP/Amelie BARON




トランプ氏のshithole発言
世界のメディアはどう訳したのか

2018.01.13
(www.afpbb.com/articles/-/3158364 )

ドナルド・トランプ米大統領が特定の国々を指して使用したとされる
「shithole(シットホール=くその穴)」という言葉は、
各方面から怒りの声を巻き起こしたのみならず、
その翻訳方法をめぐって各国の報道関係者を悩ませた。


各国メディアの報道を比較すると、
直接的な訳から控えめな表現、
そしてあからさまなえん曲表現まで、
訳語選択の幅が驚くほど広いことが分かる。


韓国物乞いの巣窟


礼儀正しさで知られる日本のメディアは
そろって、読者の気分を害さない表現を選んだ。

NHKは「不潔な国々」を採用。

英BBC放送の日本語版サイトは「肥だめ」、
時事通信(Jiji Press)は「便所のような国」
と表現した。


韓国メディアの多くは
同国最大の通信社である聯合(Yonhap)ニュースに倣い、
「物乞いの巣窟」と伝えた。


台湾鳥が卵を産まない


最も遠回しな訳語を選んだのは台湾の中央通信社(CNA)で、
「鳥不生蛋国家(鳥が卵を産まない国家)」と伝えた。


セルビアのメディアも、
同じく自然界から借用した現地語の慣用句を用い、
「オオカミが交尾する場所」と報じた。


ベトナム腐った


中には、
この言葉にぴったり当てはまる表現が存在しないこと、
そして発言の卑俗さから、
適切な訳語選択に苦労する国もあった。


ベトナムのメディアでは、
「汚い国」「ごみの国」「腐った国」など、
さまざまな程度の言葉が使われている。


米国営ラジオ放送局ボイス・オブ・アメリカのタイ語放送は、
「この英単語は『排せつ物の穴』と訳すことができ、
彼(トランプ氏)が
(これらの国を)低級と見なしていることを反映している」と解説した。


中国悪い国


中国共産党の機関紙・人民日報の海外版は、
「燗国家(悪い国家)」と翻訳した。


一方、自国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領の暴言に慣れてきている
フィリピンメディア
英語での報道が一般的で、フィリピン・スター紙は
「shithole」という単語をそのまま見出しに使った。


どの穴?


国によっては、トランプ氏が言ったこの単語が
いったいどの「穴」を指すのかについての解釈に
ばらつきが出た。


ギリシャメディア
「掘込み便所」という表現を使った一方で、
イタリアメディアは「尻の穴国家」と報道。

オーストリアメディアは「ごみの穴」と伝えた。


フランススペインポルトガルでは、
「穴」という表現自体がなくなり、
「くそ国家」と訳されている。


ベルギー睾丸国家


全く違う体の部位を使った表現も登場した。

ベルギーのフラマン語メディアは、
現地語でよく使われる侮蔑表現を使い
「睾丸国家」と翻訳した。


その他、
「世界の尻」(チェコ
「汚い穴」(ドイツ
「豚小屋」(ルーマニア
「臭い穴」(ロシア
という訳もあった。

(c)AFP/Roland LLOYD PARRY with AFP bureaus


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