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◆ 反日デモまで守ってあげるって、なんか違う気がするんですけど・・・ [日本あれこれ]

野口裕之の軍事情勢
日本警察に守られた
在日中国人の反アパホテルデモ
死のリストに載る大富豪失踪
解明デモを天安門広場で
2017.02.13
(www.sankei.com/premium/news/170213/prm1702130005-n1.html )


在日中国人らによって繰り広げられたアパホテルへ抗議デモ=2月5日午後、東京都新宿区(菊本和人撮影)
在日中国人らによって繰り広げられた
アパホテルへ抗議デモ
2月5日午後東京都新宿区 (菊本和人撮影)



日本国内では、小心な小欄ですら合法デモに参加できる。

何しろ、警察官が自らの危険を顧みず、
守りたくもない? 反日分子や反体制活動家の
身まで守ってくれるほど、環境に恵まれている。

民主主義国家とは実にありがたい。

デモ、否、でも、日本のホテルチェーンのアパホテルが
「南京大虐殺」 を否定する書籍を客室に備えていると
中国が猛反発している問題で、
在日中国人団体が
東京都新宿区内で行った抗議デモ (5日) に際し、
女性主催者の発出したコメントは本当に哀れだった。



「今回声を上げたのは勇気ある中国人だ」



日本警察は、
デモ参加者の横を行き交う車両から、
デモ参加者に飛びかかろうとした男から、
彼女たちを守り通した。

かくなるデモに 「勇気」 は、まったく必要ない。



氏名も年齢も明らかにしない
ナゾの女性主催者は来日 10年になるというが、
10年もの間、何を学んでいたのだろう?

民主国家・日本での生活を満喫する一方で、
「南京大虐殺」 の虚構を証明する書籍や主張に
触れなかったとは考えられない。

仮に中国諜報機関が火を付けた
官製デモだとすれば、
デモ参加を拒否するのが真の勇気というものだ。



「勇気の使い道」 に困っているのなら、教えて差し上げる。

民主化を求める国内外の人々の粛清に
少数民族虐殺、
宗教弾圧に
侵略的行為を含む国際法無視…
など、突っ込みどころ満載の
中国による国家犯罪に対して、
北京の天安門広場でデモを起こせばいかがか。

ただし、日本警察と違い、
中国人民武装警察部隊 (武警) は
自国民とて、容赦なく殺す。

後詰め入る中国人民解放軍陸軍に至っては、
抵抗した人民を戦車でひき殺した前歴がある。



親しい公安筋が言うように、
女性主催者が
「南京大虐殺のウソを広める共産党お抱えの諜者」
でないとすれば、
天安門とは言わないまでも、
勇気をふるう対象は香港でも事欠かない。



例えば、今年の旧正月 (春節) の前日= 1 月27日未明に、
香港金融街中心部で起きた
《死のランキング・リスト》 に載った中国人億万長者の
誘拐事件。

2 月 1 日付の英紙フィナンシャル・タイムズ (FT) は
アジア版 1 面と国際面に加え、電子版も詳しく伝えていたが、
記事の表現は決して大仰とは思えなかった。



《デキの悪いスリラーの筋書きのよう》

《事件は三流カンフー映画の脚本ではない》

《中国が伸ばす長い腕から誰ひとり逃れられない》 



億万長者は肖建華氏。

銀行・証券といった複数の企業を傘下に収める
明天集団の創業者で、
60億ドルの資産を有する大富豪だ。

FT によると、肖氏は昨年、
《富豪ランキング》 で 32番目に入っている。

ところが、ランキング入りした多くの人物が
刑務所に収監された不運に陥ることで、
《死のランキング・リスト》 とも呼ばれている。



FT や地元メディアを総合すると、事件の経緯はこうだ。



《肖氏は旧正月前日の未明、
住まいにしている高級ホテル・香港フォーシーズンズに、
複数の女性ボディーガードとともにいた。

女性ボディーガードは一部の身の回りの世話もやく。

そこへ、中国本土から来た 5 ~ 6人の公安警察が押し入り、
ボディーガードをねじ伏せ、肖氏を連れ去った》



肖氏は 1 日付香港紙・明報に
《国外で治療中で、安心してほしい》
と、拉致を否定する全面広告を出した。

だが、地元警察は、
肖氏が中国本土に向かった記録を確認している。



肖氏をめぐっては様々な観測が浮上してきた。



《中国共産党指導者の子弟
『太子党』 の要人複数と濃厚なつながりを持つ》 

《太子党の中核たる習近平・国家主席の
姉の会社を買収するなど、
共産党幹部の親族の資産運用に関係》



拘束理由も多数の見方がある。



《反腐敗=反汚職を装う運動の犠牲》

《肖氏が親しく付き合っていた政治派閥に対する、敵派閥の警告》

《共産党の大物幹部の裏ビジネスに、肖氏が深く関わり過ぎた》

《肖氏が持つ大手金融機関の大量の持ち株を
共産党が国有化しようともくろんだ》



いずれにせよ、
共産党の逆鱗に触れたか、
権力抗争に巻き込まれたかの
揚げ句の見せしめの可能性は高そうだ。

FT の締めのフレーズにはゾッとさせられる。



《中国の億万長者はカモに似る ――
政治的コネと共産党との緊密なパイプで肥え太っていくが、
いずれ、皇帝はフォワグラを食べたいと心に決める》



中国は仲間だけでなく、国際的取り決めまでも、平然と裏切る。

英国が 1997年、香港を中国に返還した際、
中国政府は香港に
50年間の高度な自治を認める 「一国二制度」 はじめ、
司法の独立や報道の自由を承認したはずだった。

けれども、習主席の私生活など、
中国の指導者に都合の悪い書籍を出版した “罪” で、
書店関係者 5人が 1 年前、中国工作員に拉致された。


司法の独立を全面否定する
最高裁長官のゴマすり



「まるで無法国家」 などと言ってはいけない。

「まさに無法国家」 なのだ。(← さすが!!wwww)

日本の最高裁判所の長官に当たる
最高人民法院の周強院長自ら、
事実上の 「無法国家宣言」 をしているほど。



周院長は 1 月、
北京で開かれた全国高級法院院長会議で、
指示を下した。

高級法院院長とは、日本で言えば高等裁判所長官に相当する。

「憲政民主・三権分立・司法の独立など、
西側の誤った思想の影響を
断固阻止しなければならない」



裁判官が司法の独立を堂々全面否定し、
返す刀で 「特色ある社会主義法治」 などと、
一党独裁の致命的欠陥を、
いつもながらの 「造語」 を駆使して繕った。



「中国共産党による領導、
中国の特色ある社会主義法治と司法制度を
否定する誤った言動に対し断固、闘いを繰り広げる。

西側の誤った思想と司法の独立という
ワナにかかってはならない。

中国の特色ある社会主義法治の道を断固、進むのだ」



中国でいう “法治” とは
中国共産党の 「党治」 と同義である現実は、
ハナからわかっており、「何を今さら」 感がある。



しかし、日本人専門家が
ネット上に載せた幾つかの分析論文を読み、
「何を今さら」 を繰り返す背景が理解できた。

専門家の多くが、
独裁色を強める習体制に向けた周院長の 「ゴマすり」 との観測で
一致していたのだった。

周院長は共産党内での出世を狙っている、とか。



司法が行政に擦り寄る、あきれた構図ではないか。

が、中国では国家の上位に君臨する共産党
司法・立法・行政の三権を操り
権力は共産党なる一権が全て



従って、デモにしても、違法か否かは
行政 (警察) → 司法 (裁判所) ではなく、
共産党のさじ加減で決まる。

この点、反アパデモ中、違法行為を犯し、
日本警察が
参加した在日中国人を逮捕しても、
確実に公平な裁判を受けられる。

「お気楽デモ」 と揶揄されても仕方なかろう。



お気楽さは、
中国絡みの学生運動と比べれば
顕著だ。

台湾では 2014年、中国との貿易協定批准に対し、
中国の台湾併呑に危機感を抱く学生が決起し、
立法院を占拠する 《ひまわり運動》 に発展。

半年後、ひまわり運動に触発された香港で、
中国共産党に圧倒的有利な選挙制度に
反対する学生が核となり 《雨傘革命》 が決行された。

特に香港の場合、
参加者たちは中国共産党の残忍性を熟知しつつ
命懸けで反抗した。

「拉致」 「誘拐」 の二文字が脳裏をよぎったに違いない。


日本にも
お気楽デモ」 「反体制ごっこ
の参加者が



と、ここまでは反アパデモに参加した在日中国人を批判したが、
残念ながら日本国内にも 「お気楽デモ」 参加者がいる。

一昨年~昨年、『安全保障関連法』 反対を叫び、
大はしゃぎした学生団体 《SEALDs=シールズ》 や
高校生組織 《 T-nsSOWL=ティーンズ・ソウル》 の
若人と、その仲間 (中高年) たち。

法政大学の山口二郎教授らに引率? されて、
東京の表参道・原宿や渋谷の繁華街を、
鐘や太鼓を打ち鳴らし、練り歩いた。(← チンドン屋w)

シュプレヒコールはラップ調と、文字通りの 「鳴り物入り」 で、
皆さん、カーニバル風デモを楽しんだ。

航空写真に映るデモはまるでお花畑のように華やいでいた。 



もちろん 「アベ辞めろッ! バカかお前は」 と
一国の宰相を 「呼び捨て」 「バカ呼ばわり」 にしても
お構いなし。

肩・ヘソ丸出しのブランド服などに身を包む、
オシャレを気遣う女性でも安心して参加していた。



反アパデモ同様、周囲を守ってくれる
やさしいお巡りさんたちに、
参加者は全幅の信頼を寄せている様子が、
明らかに見て取れた。

「アンポ反対デモ」 というより、
「安全」 が 「保障」 された 「安全保障デモ」
と呼ぶのがふさわしい。

「民主主義を否定する暴挙!」 などと、
「民主主義の象徴的風景」 の中で非難しても
全然響かない。



反アパデモ参加の在日中国人の皆さんには
既に冒頭、推薦しておいたが、やっぱりストの舞台は
「一党独裁の象徴的風景」 である天安門広場。

「アベ辞めろッ! バカかお前は」 といったバリ雑言の、
北京バージョンをぜひ聴いてみたい。

「習辞めろッ!バカかお前は」
などと、お下劣な言葉を叫ぶと日本人の品位が疑われるが、
心配は無用。

叫ぶ前に、どこかに連れて行かれること必定だ。

連行に当たり
「中国憲法第 35条は言論・集会・行進の自由を明記する」
と抵抗しても、大気汚染による “昼の夜空” に虚しく響くだけ。



その後は、日本での 「反権力ごっこ」 を、
牢獄の高窓を通して懐かしむことになるだろう。



1989年6月5日、天安門広場に近い長安街で、戦車の列に一人で立ちはだかり、前進を阻止しようとする男性(左下)。その後戦車は向きを変えた。男性は無事だった(ロイター=共同)
1989年6月5日天安門広場に近い長安街で
戦車の列に一人で立ちはだかり前進を阻止しようとする男性左下)。
その後戦車は向きを変えた男性は無事だった (ロイター=共同)


第二次天安門事件 (1) 中国のシンボル天安門広場

(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-1683.html )


     ◆

中国を拠点とする気功集団「法輪功」に対する中国政府の弾圧に抗議する集会が、ワシントンの米国連邦議会前開かれた=2002年7月23日(古森義久撮影)
中国を拠点とする気功集団法輪功に対する
中国政府の弾圧に抗議する集会が

ワシントンの米国連邦議会前開かれた
2002年7月23日 (古森義久撮影)



     ◆

中国・ウルムチ市中心街の交差点などで、自動小銃を構え目を光らせる武装警察部隊=2009年8月3日、中国・新疆ウイグル自治区(矢板明夫撮影)
中国・ウルムチ市中心街の交差点などで
自動小銃を構え目を光らせる武装警察部隊
2009年8月3日中国・新疆ウイグル自治区 (矢板明夫撮影)




国連の駐中国事務所近くで抗議するウイグル人の陳情者=2011年1月25日、北京(矢板明夫撮影)
国連の駐中国事務所近くで抗議するウイグル人の陳情者
2011年1月25日北京 (矢板明夫撮影)




「世界ウイグル会議」が閉幕し、デモ行進を行う参加者=2012年5月19日、東京都港区(大西正純撮影)
世界ウイグル会議が閉幕しデモ行進を行う参加者
2012年5月19日東京都港区 (大西正純撮影)



     ◆

中台サービス貿易協定の厳正な委員会審議を求め、立法院議場を徹夜で占拠した台湾の民間団体の学生たち=2014年3月19日、台湾・台北市(吉村剛史撮影)
中台サービス貿易協定の厳正な委員会審議を求め
立法院議場を徹夜で占拠した台湾の民間団体の学生たち
2014年3月19日台湾・台北市 (吉村剛史撮影)




台湾で学生ら立法院占拠関連 立法院議場を訪れ、占拠する学生らに声をかける学生らに語りかける王金平立法院長(中央右)=2014年4月6日。台湾・台北市(吉村剛史撮影)
台湾で学生ら立法院占拠関連・立法院議場を訪れ
占拠する学生らに語りかける王金平立法院長 (中央右
2014年4月6日台湾・台北市 (吉村剛史撮影)




台湾の立法院議場正面のドアを開いて築いたバリケードを撤去する学生ら=2014年4月10日、台湾・台北市内(吉村剛史撮影)
台湾の立法院議場正面のドアを開いて築いたバリケードを
撤去する学生ら
2014年4月10日台湾・台北市内 (吉村剛史撮影)



     ◆

 香港九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で、傘を広げて警官隊と対峙するデモ隊=2014年10月18日夕(田中靖人撮影)
香港九竜地区の繁華街モンコック (旺角) 
傘を広げて警官隊と対峙するデモ隊
2014年10月18日夕 (田中靖人撮影)




香港の九竜地区モンコック(旺角)の占拠場所で、警察を支持するプラカードを掲げる反デモ隊の女性。この後、デモ隊とトラブルになり、警察に保護された=2014年10月20日(田中靖人撮影)
香港の九竜地区モンコック (旺角) の占拠場所で
警察を支持するプラカードを掲げる反デモ隊の女性
この後デモ隊とトラブルになり警察に保護された
2014年10月20日 (田中靖人撮影)




香港九竜地区モンコック(旺角)で、手製の鏡を警官隊に向けて掲げるデモ参加者。「私達はあなたの敵ではない」と書かれている=2014年10月22日(田中靖人撮影)
香港九竜地区モンコック旺角
製の鏡を警官隊に向けて掲げるデモ参加者
私達はあなたの敵ではないと書かれている
2014年10月22日 (田中靖人撮影)



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国会前の安保法案反対デモ=平成27年9月16日、国会前(早坂洋祐撮影)
国会前の安保法案反対デモ
平成27年2015年9月16日国会前 (早坂洋祐撮影)




国会前の安保法案反対デモ=平成27年9月16日、国会前(早坂洋祐撮影)
国会前の安保法案反対デモ
平成27年2015年9月16日国会前 (早坂洋祐撮影)



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警察官に守られながら東京・新宿で在日中国人が、アパホテルへ抗議デモ=2月5日午後、東京都新宿区(菊本和人撮影)
警察官に守られながら東京・新宿で
在日中国人がアパホテルへ抗議デモ
2月5日午後東京都新宿区 (菊本和人撮影)




東京・新宿で在日中国人がアパホテルへ抗議デモ=2月5日午後、東京都新宿区(菊本和人撮影)
東京・新宿で在日中国人がアパホテルへ抗議デモ
2月5日午後東京都新宿区 (菊本和人撮影)




警察官に守られながら東京・新宿で在日中国人がアパホテルへ抗議デモ=2月5日午後、東京都新宿区(菊本和人撮影)
警察官に守られながら東京・新宿で
在日中国人がアパホテルへ抗議デモ
2月5日午後東京都新宿区 (菊本和人撮影)




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